これからの自然災害
2019.06.03
今年もいよいよ梅雨の時期が近づいてきました。
梅雨の時期には、局地的な大雨が多く観測されるようになってきており、短時間で洪水の被害が発生しております。
特に川沿いで無くとも集中豪雨による下水管からの逆流による洪水で地下駐車場等の被害が甚大となる傾向があります。
また、梅雨が明けたあとは大型台風の暴風雨による建物の被害が多く発生しております。
昨年は、数件もの大きな台風の上陸と地震による自然災害の為、多くの方々が被害にあわれました。
特に海岸線の戸建て住宅・マンション・工場等においては、高潮被害が多数発生しております。
対策を取るにしても、台風による強風が吹き荒れる中、高潮に気づいた後の数分程でマンション内が洪水状態になり、ほとんど対策が取れないうちに被害が出てしまったとの居住者談です。
今後の対策を考えると、土嚢の用意や防潮堤をマンションの周囲に設置したり、エレベーター・機械室・電気室の保護に当たる事が出来れば被害も少なく出来ると思われます。
暴風による被害も甚大で、自身の居住する建物ではなく近隣の建物の崩壊によりその飛来物による2次災害が発生し、ベランダ・外壁・屋上・サッシ等に大きな被害をもたらしております。
常日頃の建物の維持・修繕は重要です。台風や集中豪雨による大災害が予想される中での対応も実際の被害を想定しながらの訓練が望まれます。
各地域との連携が取れればなお一層の対策も出来る可能性がありますので、マンション内だけでなく地域とのコミュニケーションがスムーズに行えるように、日頃から環境つくりを心がけましょう。