健康診断
2019.07.01
今年も年に1度の健康診断の時期がやってきました。
昨年までは、なんとなく受けていた健康診断でしたが、今年の私は違います。
念入りに調べてもらおうと、初めてオプション検診を色々追加したのです。
きっかけは、同級生の友人のがん宣告でした。
それもステージ4…。病気のことを詳しく知らなくても、ステージ4が重いことくらいは私にも分かりました。今まで大きな病気もしてこなかった友人の告白に、衝撃を受けたと同時に「死」というものが近くにあるのだと実感したのです。どこかにある「私は大丈夫」「まだ若いから病気にならないでしょ」という、どこから来るのか分からない根拠のない自信がある私でしたが、誰もが持っている寿命というものを考えるようになりました。今やりたい仕事ができて、好きなものが食べられて、好きな洋服を選んで着られて、好きな人とどこにだって出かけられるのも、健康な身体があるからできることなのだと。
日本の平均寿命が80歳超えて、老後の資金がたりなくならないように個人年金なる貯蓄が必要だと政府は言っていますが、自分が何歳まで元気に生きていられるのか誰にも分かりません。生かされているこの命には限りがあり、その命を精一杯悔いのないように生きていきたいものです。
さて、私の健康診断の結果はというと…、初めて受けた胃カメラでとても小さなポリープが(良性だそうですが)見つかり、その部分だけB判定でした。先生からは、「とっても綺麗な胃をしていますね。でもバリウム検査では見つからないものも、胃カメラでは見つけてしまうのですよ。残念ながら。」と言われました。今までずっとA判定で、健康だけが取り柄みたいな私が初めてもらったB判定が奇しくもオプションでつけた胃カメラだったのです!カメラを入れるときはすごく痛いし、両鼻が傷ついて鼻血が30分止まらなかったくらい頑張ったのに「なんで~」と思いましたが、これもいい経験。
皆様も年に一度だけは、自分の身体をしっかり診てもらって健康について考える時間を設けてみてはいかがでしょうか。