笑顔の効用
2018.02.01
数日前の新聞の社説に以下の様な文面がありました。
「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」。こうした考え方が、科学的に証明されつつある。
口角を上げて笑顔をつくるだけで、脳内物質が分泌されて幸福感が得られる。その効能は「寿命が7歳延び、思考能力がアップする。」という研究結果もあります。笑顔の効用は仕事の成果に充分生かす事ができるという考え方です。この様な社説が私の目に留まりました。
鏡に向かって笑顔と怒りの表情を作ってみましょう。笑顔では眉が下がり、口角が上がるのに対し、怒りでは眉がつり上がり、ぐっと口がへの字になります。まったく対極の筋肉を使うことがわかります。笑顔の表情を作ると、快感や幸福感を得られる神経伝達物質のドーパミンが増えるという事でしょうか。
心から喜んでいなくても、笑顔に似た表情を作るだけでも同じ効果が得られ、例えば、箸を横にくわえ、笑顔に似た表情を作るだけでも、笑うのと同じ効果が得られる様です。逆に、口をすぼめて箸をくわえて落ち込んだような表情になれば、自然と気分も落ち込んできます。
日常生活に於いて、怒り、不安の感情、人に対する攻撃は、仕事の場では得する事はありません。ストレスは必ず人の寿命を縮めると思います。笑って笑顔で寿命を延ばし、仕事でも成果を上げましょう。