明けましておめでとうございます。お正月明けの体のリセットについて
2018.01.09
明けましておめでとうございます。
今年のお休みは成人の日の三連休と重なり大型連休になった方もいらっしゃるようです。
年末年始、実家や旅行先でごちそうを食べたり、久しぶりに会う家族や友人とお酒を飲んだり、家で
ゴロゴロ過ごすなど、「正月太り」になってしまう人は数多くいます。ある調査によるとお正月前の2週間に比べて正月明けに1.7kg体重が増えた人は36%と1/3以上に上るそうです。
新年を迎え新たにスタートするこの時期に体が重い状態ではなかなかリフレッシュしたスタートは切れません。食べ過ぎた分のエネルギーは、食べた直後にすぐ脂肪に変わるわけではありません。
一日ごとに「こんな食べちゃまた太る」、「食べ過ぎちゃったどうしよう・・・」と細かく気をくばっていたらストレスも溜まってしまいます。そこで、「1週間トータル」である程度バランスがとれている食事量を考えます。まず、「太っちゃったなぁ・・・」と感じたら何はともあれ体重計に乗り、続いて鏡で全身をチェック。「現実を」を自分の目で確認してリセットへのモチベーションを高めることからスタートです。
① 休み明けの1週間は「リセット期間」を設けましょう。
この期間はいつもより少し食事の量を抑えることが大事です。但し、朝食や昼食の量を抑えるのは仕事や家事の効率が悪くなります。この観点でいえばある程度抑えても構わないのは夕食です。リセット期間は夕食を半分位のカロリーに抑えます。やり方としては「全体的に減らす」「おかずだけにしてご飯を食べない」
等、自分に合った減らし方で大丈夫です。ただ、糖質の摂りすぎは脂肪になってしまうので控えたほうが良いそうです。
② 「満腹感」と「痩せ要素」を備えた食事を食べる
いつもより食べる量を減らすことで口寂しさを感じることもありますよね。その点、野菜やきのこ、海藻、こんにゃく等は低カロリーなうえ、適度な噛み応えがあり食事量やカロリーを抑えるために積極的に食べたほうが良いようです。加えてこれらの食材は「植物繊維」が豊富なため糖質の消化や吸収を緩やかにするほか、脂肪の吸収を抑え、腸の中をきれいにして調子を整える働きがある等、リセットにはうってつけですね。また、野菜に加えて肉、魚、大豆製品などのおかずもリセット食には重要です。これらの食品に多く含まれるビタミンB群には「三大栄養素」と呼ばれる炭水化物・タンパク質・脂質を分解してエネルギーにする「代謝」のプロセスに必要なため、リセットには欠かせないようです。
③ 早く寝る
起きているとやはり何か食べたくなってしまいます。それを我慢しているとストレスも溜まってしまいます。飲み疲れ、食べ疲れの体を休める意味でも晩御飯を食べたら早めに寝るようにしたほうが良さそうです。なお、「夕食を食べてすぐ寝ると太る」と心配するかたもいるかもしれませんが、①のように夕食を半分に減らし胃に負担のない程度の分量にしておけば、すぐに寝ても問題はないようです。
これ以外にも果物は「朝は金、昼は銀」と言われます。夜は糖質の過剰摂取となる恐れがあるようです。このように食べる時間や内容を考えることで無理なくリセット(元の体重に戻す)して
今年も元気に過ごしたいと思います。