アルコールチェック義務化について｜マンション・ビル総合管理の秀栄興産。大規模修繕もお任せ。入居様向けの情報をご提供します。

今年も残りわずかとなり、新型コロナの５類移行後、初めて迎える年末が近づいてきました。

飲酒の機会が増える年末年始は、いつも以上に飲酒運転に対する危機意識が大切ですね。

2023年12月より、一定台数以上の白ナンバー車（無償で自社の人や荷物を運ぶ事業用自動車以外の車両）を使用する企業に対し、アルコール検知器を用いた飲酒運転のチェックが義務化されました。

これまで、緑ナンバー車（有償で人や荷物を目的地に運ぶトラック・バス・タクシーなどの事業用自動車）を使用する企業に対しては、すでに義務化されていましたが、なかなか飲酒運転がなくならないため道路交通法施行規則が改正され、一定台数以上の白ナンバー車車両を使用する企業も、アルコールチェックが義務化されることになったのです。

アルコールチェックが義務付けられる対象

・定員11人以上の白ナンバー車を1台以上使用する。

・定員10人以下の白ナンバー車を5台以上使用する。

　※該当する自動車は、車種や車両の用途は問わず、軽自動車（黄色ナンバー）も含む。

原動機付自転車を除く自動二輪車は、1台を0.5台として計算する。

アルコールチェックの業務

・運転手に酒気帯びがないか運転前後に目視で確認する。

・酒気帯びの確認結果を記録して1年間保存する。

・検知器を用いたアルコールチェックを行う。

・検知器を常時有効に保持する。

業務用として車を運転しない場合はアルコールチェックの義務はありませんが、少しずつ戻ってきた日常だからこそ、すべての運転者は常に安全運転を心がけたいですね。