18歳成人
2022.04.01
2022年4月1日から「18歳成人」がスタートする。成人年齢の見直しは、明治9年の「太政官布告」以来、146年ぶりとなるのだから驚きである。
自分自身が20歳成人となり何が変わったのか意識していなかったが、この改正で「18歳成人」として変わるのものは以下となる。
① 親の同意なしの契約行為(クレジットカード・携帯電話等)
② 10年有効パスポート申請
③ 国家資格(公認会計士・医師免許等)
④ 少年法の特定少年として起訴後の実名写真報道
⑤ 女性の結婚可能年齢引き上げ(16歳→18歳)
※投票は2016年に全ての選挙権が18歳以上に拡大ずみ
一方で、飲酒や喫煙、ギャンブルなどの年齢制限は今までと変わらず20歳である。
「18歳成人」への民法改正は、少子高齢化が進む中での若者の積極的な社会参加を促す政策の一環であるが、高校3年在学中に誕生日を迎える学生が順に成人になっていくことにより、成人になることの意味やそれに伴う様々な変化について話す機会を学校任せにせず、家庭で早い段階から意識して作ってみてはいかがでしょうか。