年初の七福神巡り
2022.01.06
新年明けましておめでとうございます。
暫く前から、新年明けてほどなくして七福神巡りをすることが慣わしとなりました。七福神巡りとは、恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊の七神が祀られている寺社を巡り、参拝し、「万福招来」を祈願するものです(参拝の記念・証として色紙に各寺社の御朱印を頂きます)。
かなり古い歴史があるようですが、江戸時代に庶民の間に広く普及したという話を聞いたことがあります。
日本全国津々浦々の地域々々に実に多くの七福神があり、東京とその近郊も、その普及の歴史に由来するものなのか例外ではなく、むしろ最も数多く密集しているかの観があります。
小生の場合、平成25年(2013年)の川越を皮切りに、秩父、深川、青梅、山手、東久留米等々を巡りました。
平成29年(2017年)に八王子を巡ったのですが、ここの七福神巡りでは、御朱印を頂く色紙の色が全7色で毎年変わり、全色揃えると御朱印が押印された金色の色紙を頂けるとのことです。お蔭でその年以来、毎正月に八王子を巡ることになりました(今年で6回目、来年完遂、金色の色紙落掌の見込みです)。
別に信心深い訳でも何でもないのですが、それぞれの寺社にそれぞれ独特の空気感が漂い、興味尽きないものがあります。
年が改まったところで気持ちを整え、新たなスタートを切るのにとても良い年中行事であると感じています。
既にご経験済みの方も多いと思いますが、まだの方は是非一度試してはみては如何でしょうか。お薦めです。