新宿区「国立競技場」
2021.04.01
いよいよ延期されていました東京オリンピックが開催されます。
しかし、新型コロナウイルス・変異ウイルスにより選手、大会関係者、さらに海外からの観客までもが規制にかかりそうです。新春箱根駅伝も沿道応援規制がありましたが、スポーツ選手とその関係者、応援する人がいて盛り上がるのですが、何だかもの足りなさを感じた気がしました。
私共の会社と同区にある新宿区霞ヶ丘町にある「国立競技場」です。元々あった旧国立競技場は、1924年に青山練兵場跡地へ 明治神宮外苑競技場が建設され、1958年旧国立競技場に建替え。1964年に開催された東京オリンピックを経て、61年後の2019年11月に新国立競技場が完成した「杜のスタジアム」と称する建築物です。ですが、今までの経緯を思い起こせば、当初「宇宙船」のような競技場が計画されていましたが、高額な建設費により断念。その後、有名な設計者のK・Kさんデザインに決まりました。従来の競技場はコンクリート造のイメージがあったけどもガラリと変わり、都心に突如現れたオアシス的な建物、5層の廂が特徴的な外観で、廂は何と47都道府県から木材を取り寄せ、中には東北・熊本被災県からも木材を取り寄せ、ゲートに使用しているところは、日本中の魂が一か所に集まったような設計者の思いを感じます。東京オリンピックは33競技で339種目あるのですが、その中には「野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン」の新5競技が追加されるそうです。57年前開会式の空から2021年開会式の空にはどんな違いが見えるのでしょう。
コロナ禍にも負けない応援が出来るといいですね。