大阪北部地震
2018.07.02
この度の大阪北部地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
又、ライフラインも全面復旧したとは言え、いつ起こるか分からない余震に不安を持ちながら
毎日を過ごし、そして未だに避難生活を余儀なくされている方もおられます。
一日も早く平穏な生活に戻れます事を心よりお祈り申し上げます。
6月18日、私が体験した事を書き記したいと思います。
奈良市在住の私は、近鉄奈良線と大阪メトロを利用して通勤しています。奈良から大阪に繋がる生駒山のトンネルを抜け、山に沿って下り東大阪市に入った丁度その時、車内中に各々の携帯から、けたたましい警報音が鳴り響くと同時に電車が急停止しました。慌てて携帯を見るとそれは地震速報でした。車内では『地震発生の為、電車が停止致しました』と言う内容のアナウンスが流れました。震度5程あったはずですが、快速急行の電車に乗っていた私は揺れに全く気が付きませんでした。踏切で電車が止まった為、最寄りの駅まで電車は徐行しながら進みました。車窓から見える景色は普段と全く変わりありません。これなら直ぐに電車は発車するだろうと軽く考えていましたが、次に流れたアナウンスは『安全確認までには相当な時間が掛かる見込みです』と言う全く違う内容でした。携帯は繋がりにくく、バッテリーも少なくなり、詳しい事も分からず、進むに進めず、戻るに戻れず、ただひたすら電車が動くのを待つしかありません。ようやく電車が動き出し、大阪営業所に到着した時は家を出てから5時間が経っていました。
大阪営業所が管理をさせて頂いているマンションで今回の地震の震源に近いマンションは、やはり被害が大きく、皆様の不安は相当なものだと考えております。又、数件のマンションでエレベーターが止まってしまった為、不便を強いられた方も多数おられた様です。今回の地震は時間が朝8時過ぎだった事、震度6と揺れは激しかったけれど揺れた時間が短かった事、そして災害のひどい地域が狭かった事が被害を最小限に抑えられた要因であったと思います。しかしながら、本当に他人事ではありません。今一度、地震や災害が起きた時の為に、万が一の時の為に備えられるよう、防災グッズの準備をし、緊急時について家族での話し合いをする事が急務であると痛感しています。
日に日に被害が拡大し、なかなか思うように行かないのが現状ではありますが、大阪営業所社員、
管理員一同は、今後におけるマンションの復旧に向けて全力で努めて参りたいと考えております。