台風について
2020.09.01
2020年も中盤を越えましたが、今年はコロナウイルス感染拡大、長梅雨による水害、猛暑と様々な騒動に悩まされることが多い年となっています。
お盆を越え、9月に入ると残暑が残りつつも少しずつ夜が過ごしやすくなるころです。この時期になると、いよいよ行楽シーズン到来!…と言いたいところですが、台風シーズンの到来でもあります。
一年前に猛威を振るった2つの台風を覚えておられる方も多いと思いますが、15号は強風による住戸
倒壊などの被害、19号は記録的豪雨による水害など、日本列島に甚大な被害をもたらしました。
マンションの場合は多くが鉄筋コンクリート造ということもあり、木造住宅と比べると倒壊の危険性は
ほとんどないですが、一部のマンションで地下電気室が水没し、停電によりエレベーターが停止するなどの事故がニュースで報道されていました。
エレベーターの停止は緊急時の避難や、物資の搬入などが非常に困難になります。
一階や地階に電気室があるマンションにお住まいの場合は、ハザードマップの確認や、重量のある飲料水などの事前確保が必要です。
また、万が一、お住まいの地域に避難勧告が発令された場合、避難先として学校の体育館などの映像がニュースで流れることがありますが、お住まいの区や市で管理している総合体育館を利用される方も多いそうです。
学校の体育館の倍以上の広さがあり、駐車場や多数のトイレ、更衣室やシャワー、エアコン設備なども
あります。場所により軽食が取れる喫茶室があったり、ジュースだけでなく、パンやアイスの自動販売機もある体育館もあるそうです。
もちろん、避難するような被害が無いことが一番ですが、万が一のさいの参考にしていただければ幸いです。